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はじめに
 今の時代は、自然・経済・社会 すべてにおいて過去とは違う私たちの周辺環境、時代の変化が急激に速度を増していく中、われわれの住む鳥羽、そして私たちも例外なくその渦に巻き込まれています。「自然」は、地球温暖化に代表される地球全体を取巻く問題にも関わらず、目に見えにくく、実感として捉えにくい気候変動などは確実に進行しています。「経済」は、先の見えぬ不況に原油高騰、団塊の世代の退職などが追い打ちをかけて国、地方、市までもが財政状況の厳しい局面を迎え、民間企業も地域格差、企業間格差の溝が広がり続け、歯止めがきかない状況にあります。「社会」は、治安の良さを誇っていた日本は昔の話で凶悪犯罪が横行し原因を追求すれば教育や社会へ逃げ道を作ってしまう現代日本。

  このような混沌とした時代だからこそ (社)鳥羽青年会議所の会員である誇りを持ち、 われわれJAYCEEは、一人ひとりが鳥羽の“まち人”として、“青年経済人”としてのゆるぎない志と明確な目標を胸に携え、明るい豊かなまちづくりに向かって邁進していかなければなりません。

40周年を迎えて
 1969年(社)鳥羽青年会議所は、明るい豊かな社会を築き上げようとする高い志を持った75名の会員によって全国412番目、三重県下で11番目のLOMとして設立されました。その歴史は、時流を的確に捉えた素晴らしい事業の数々でいろどられていますが、その陰には、熱い思いをぶつけあいながら歩んでこられた諸先輩の一日一日の積み重ねがあったからこそ40周年が迎えられることを忘れてはいけません。

 諸先輩方の歩んでこられた道も決して順風満帆ではなかったはずです。現役メンバーが活動する現在と同様に行く手をふさぐ幾多の困難な問題が存在したに違いありません。そんな道(歴史)を力強く歩んでこられた先輩方の功績を受け継いでいくことこそが我々現役メンバーの特権であり義務なのです。今年、節目の年である40周年を迎える我々(社)鳥羽青年会議所の現役メンバーは、今までを振り返り先輩方の足元と、われわれ現役メンバーの足元の位置を再度確認し、原点回帰すべき年なのかもしれません。過去から学び、今のJC運動に邁進し、未来ある(社)鳥羽青年会議所を次の世代へ繋げていきたいと思います。

リーダーシップ
 「JCは最大の学び舎」とは、青年会議所活動のなかで得た知識やリーダーとしての自覚など多くのスキルを基に、それぞれ会員一人ひとりが企業や社会のいろんな分野で活躍できているからこそ生まれてきた言葉だと思います。企画力や行動力といったリーダーとして不可欠な要素を青年会議所の活動を通してスキルアップさせ、“青年経済人”としての経営力や判断力についても身につける活動ができるのも大切な学びの部分です。しかしながらリーダーの形は決まったものがあるわけでもひとつしかないものでもありません。それぞれメンバーが自分の中に形をもっているものだと思います。これは自分で行動し、自分で判断し、自分で決断することで磨き、作り上げていくものであり、人から与えられるものではありません。現役メンバーが、LOMの活動や日本JC・地区・ブロックへの出向によって磨き上げ、その成果を土台として活動し、行政や市民と関わり輝くことで青年会議所に魅力が生まれ、会員入会の「きっかけ」となる最大のアピールにつながるものと思います。

 会員拡大は、われわれ現役メンバーにとって最大の使命であることを会員一人ひとりが自覚し、同志を一人でも多く増やすことで(社)鳥羽青年会議所にさらに輝きを与え次の世代へ伝統と歴史を継承して行くことができると思います。

まちの計はひとにあり
 われわれのまちは山や海に囲まれた自然の多い環境に恵まれた地域です。古くからの伝統や風習が数多くのこり自慢のできる“まち”です。自分の住むまちが好きであるからこそ見える部分もたくさんあるし、気になる部分もいくつかあると思います。

昭和60年に「21世紀への港湾構想」のもと計画立案が進められ平成6年に事業として着手されたマリンタウン21計画に代表されるように計画時との財政環境や社会情勢の変化から再検討を余儀なくされている事業などがあるこの時に、鳥羽市の行財政環境が地方分権の進展などによりさらに厳しい状態を迎えるこの時だからこそ、危機意識、当事者意識を会員一人ひとりが持ち、行政や市民に提案や発言ができる(社)鳥羽青年会議所の会員として、責任と義務を果たさなければならないと考えます。

 まちはそこに暮らす人々から成り立ちます。ひとが基盤を作りまちが形成されるという当たり前の構図が当たり前でなく少し薄れてきているのではないでしょうか。遠くの情報がインターネットで瞬時に得ることができる現代社会において人間がかつては一番上手で一番大事にしていたコミュニケーションというツールが近所でさえ、活用されにくくなってきています。最近子供たちを巻き込んだ凶悪事件はわれわれのまちには関係のないことでしょうか。おそらくほとんどの人が別世界としてとらえているのではないでしょうか。この当事者意識が薄れた考え方によって、子供たちの安全・安心の神話が崩れさっていると思います。

 とばのまちが好きだから、とばのひとが好きだからこそできる、まちづくり・ひとづくり事業は、まちで活動される各種他団体や、行政そしてひと(市民)と年齢や地域などに捉われることなく輪を持ち、まちのひとがあたりまえに過ごしている地域の様々な周辺環境や、これからの“まち”に関心を持ってもらい、いままでと違う視点で“まち”や“ひと”とふれあう「きっかけ」をつくり、まちのひとびとの輪が、さらに広がる活動に邁進したいと思います。

最後に
 ものごとに関心を持ち行動に移す第一歩には「きっかけ」が必要です。

われわれ(社)鳥羽青年会議所の同志は
       40周年の記念すべきこの節目の年に

             きっかけは鳥羽JC!

 を合言葉に“まち”・“ひと”の先駆者となり
 同志一丸となって「未来ある鳥羽」に向け邁進することを宣言します。


【基本方針】
「きっかけ」になる事業の推進

【重点事業】
40周年記念事業の開催
まちづくり・ひとづくりに関する事業
次世代継承・地域活性化への会員拡大
魅力あるリーダーの育成
地域への活発な情報発信

【スローガン】

40th
   勇 往 邁 進
 〜きっかけは鳥羽JC!



理事長所信

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